2024年7月8日(月)晴/猛暑
昨年の11月に刊行した、好評の歌集『とどまれ』に接続する歌集『かがやけ』が発行された。大田美和さんの充実した表現活動のさらに高さと深まりを示す一冊である。
以下の「帯文」で紹介したとおりの歌集である。
「〈一人の私〉から外側の世界へと強く見開かれていたまなざしは、新型コロナウイ
ルスに蹂躙される内側の世界を凝視し、そこに何を見たのか? 2009年から2016
年の作品を収めた第5歌集『とどまれ』に続く、2017年から2023年の歌人の高さ
と深まりを示す歌集。」
取次店への登録も済んだので、どこの書店でも注文できるようになっている。ウェブ書店へも、検索のほうから注文できるはずである。「出版社から取り寄せ」ということで、「取次店」を経由しての注文になる。
もしくは、この「ホームページ」から直接お申し込みをお願いします。
2024年6月4日(火)晴
昨年、以下のように記したまま、その後、強烈な真夏へと移る日々に体調などを狂わせて、タイミングを失って、紹介文もそれきりになってしまい、ときどき頭をよぎりながら、時間の過ぎるのにまかせてしまった。
《2023年7月3日(月)曇/晴
6月15日には出来上がっていたのだが、あれこれあって、ようやく、今日、新刊の
長崎浩著『人生は片々たる歌の場所』のご案内ができた。
ご紹介したいことはたくさんあるが、今日のところは、「ホームⅠ」への画像紹介のみで、恐縮です。》
編集・制作とも、熱を込めて完成まで頑張ったのだったが、また、内容・文章も胸に深く染み込むように読み込んだのだったが、かえって、そのことが、この案内を気楽に書くことをじゃましてしまったようだった。
また、著者の長崎浩氏は、ひとまわり年下の世代にとっては、その名前はいつも、目を細めて、眩しく見る存在であったから、こちらにとって、親しい友人の紹介で、この本の編集・制作を依頼されること自体が、まず、逡巡との闘いから始めなければならなくて、その葛藤は最後まで続いたようで、結局、この欄での紹介文にまで影響したという言いわけになってしまうのだ。
それで、一年後の「6月」になってしまって、ほんとうに、誠に、恐縮ながら、とにかく、「六月の墓」という章より、「はすかいに薔薇一枝」の短歌7首をここに掲げさせていただきたい。〈六月の死者〉と言えば、現在でも、たった一人しかいないのだ。
〈絶唱〉というほかはなくて、「時間のたゆたい」を六月の雨の中で、作者とともに感じている思いになる。
短歌作品ばかりではなくて、集中のどの散文も、知と情を兼ね備えたものばかりで、胸の奥に深く届くのを感じる。
あれこれ、なかなかうまく言えないので、「読者からの声」を紹介させていただく。
ほかにも、紹介したい感想文があるのだが、うまく出すことができなくて残念だ。
以下は、「図書新聞」の「書評」である。